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「高木君って、イケメンじゃない・・・」
「何を言っているの、沙也加。イケメンって言うのは行動もイケてないとね。
あいつの場合、ネクラで、オタクで、その上馬鹿で、イケメンってガラじゃないよね。 イケメン以前に人間失格」
「厳しいんだ・・・」
「当り前よ、クラス一の美人、お京さまは完璧。妥協は許されないってね・・・」
「あんまり、クラスメートを馬鹿にするなよ。仲間じゃないか」
席に鞄を置いた愛華がお京を睨んだ。
「なーんだ、やけに高木の肩を持つじゃないかヤリマン女。もう高木とヤッタのか。アハハハ・・・」
「うるせえ・・・」
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