3 キャットニップ

3/5
98人が本棚に入れています
本棚に追加
/34ページ
 すんなりと細い首筋や淡い色の乳首、そして白い太ももも、羽根でなぞった。 その度にティルの体はビクッと震え、その顔には戸惑いよりも、快感の色の方が強く浮かんだ。 「・・・このオモチャも気に入ったようだね」  ぼくは上を向くティルのオスの根元から頂までを、羽根で辿った。ごく弱い力でさっと一掃きしただけだったが、ティルには十分過ぎるようだった。 絶叫し、精液を迸らせた。 「まだ、遊び足りない?」  射精をし終えたというのに、ティルのオスはまだそのままだった。 ティルの年齢は、見た目から考えると二十歳そこそこだろうか?もしかすると、十代後半かも知れない。 とにかく、いくらまだ若いだろうとは言え、これは普通ではなかった。  グッタリと横向きに、体を丸めて寝ているティルの息づかいはまだまだ荒く、苦しそうだった。 ぼくはティルの体を起こし座らせ、自分も座り、後ろから抱きしめた。  ティルの短い尻尾がちょうど、勃ち上がりつつあるぼくのオスに当たる。服ごしだったが、興奮した。 「ティル、自分でしてごらん」  ぼくは左手でティルのオスの根元を支え、右手でティルのを取り、自らのオスへと持っていった。 「ホラ、気持ちがいいところを触ってみて。分かるだろう?」  ティルは手を指を動かそうとはしない。ただただ切なげに、鼻を鳴らし続けている。 「仕方がないな・・・ぼくが教えてあげるよ」  ぼくの方が焦れて、ティルの指先を取った。そして、先端とその下のくびれとを(こす)るように仕向ける。 ティルは抵抗をしなかった。ぼくにされるがままに、自らのオスを撫で(さす)り始める。  ぼくは左手を離し、ティルに自らの根元を支えさせた。 「そう・・・根元とサオとも触ってごらん。ね、気持ちがいいだろう?」 ぼくはティルの尖った、形の良い右耳にキスをして、文字通りの猫なで声でそそのかした。 分かっているのかいないのか、ティルが荒い息の間に一声鳴いた。 「ティル、可愛い・・・・・・」  ぼくが後ろから覗いていることなど、まるで気にしない気にならないほどに、ティルはおそらく初めての自慰に夢中になった。 ぼくの手助けなど、もう全く必要とはしていない。でも、ぼくはちょっかいを出した。  ティルの右耳全体を甘がみしながら、両手を前へと回し乳首をいじった。 固くしこるそれらをこねくり回し、強めに摘まんだりして、完全に勃った自らのオスをティルの尻尾へと押し付ける。
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!