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にかっと笑う褐色イケメンはアラビアンナイトの様な服装なので上半身はボレロ。前ボタンもないから雄っぱいの谷間がドーン!風に吹かれてtkbがチラリ。
ゲイとしては目のやり場に困る。
「あの……お金を持っていないので、まずは働かせて下さい。あと着替えを貸して下さい」
「まぁそうだろうな。家まで送り届けてやりたいがそんな服は見たことがないし、どこに行けば良いのか分からん。顔立ちは星降る島の奴らと似てはいるが……何ができる?」
「掃除、洗濯、計算はそれなりにできると思いますが文字が読めるか分かりません。料理は教えてもらえれば何でもします!」
「戦いはどうだ?」
「からっきしです!」
「じゃ、まず甲板掃除な。新入りはみんなそこからだ」
「ありがとうございます!」
一番下っ端だと言う人に案内されて着替えを借りる。アラビアンナイト……恥ずかしい……ワイシャツのボタンを外したところで下っ端さんが騒ぎ出した。
「おぉ、おまっ! 女だったのかよ!?」
「……男です。太ってるだけです。気にしてるんであんまり言わないで下さい」
「いやいやいや、そりゃ無理だろ。ちょっと! ちょっと触らせろ!!」
「えっ? あっ、ちょ……」
「うっわ! 柔らけぇ…… 何だこれ……」
「いっ! 痛い! 乱暴はやめて下さい!」
「おい! ヨス、新入りに何してる!」
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