第一話

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「いい、大きくていい!」 彼もほどなく俺の中で絶頂を迎え、ブルンと体から引き抜くと、俺の体を返し、ひとこすりすると俺の顔に熱いものをぶちまけた。 体は・・・ 見なかったことにしよう。 俺も対外、人がいいと思うというか、節操がないというか。 時計は、まだ出社前だ、支度をすればいいだけだ。  彼が出てきた、真っ白い肌に、金髪が揺れ、ブルーの大きな目は宝石を埋め込んだような美しさ、ブルートパーズより薄い本当にきれいな色をこっちに向けて、まあゆっくりとはいえ、まあ、まあの時間だ、着替えるように彼に言う。  俺は出社しないといけないから、君を、交番へ連れて行くというと彼は。 カンパニーに連れて行ってくれるんだろうと言ってきた。 どういうことだ? 俺の会社についていくのか?と聞くと、昨日そう話たじゃないかという。 「・・・すまない、覚えてない」 「お坊ちゃん、ダメですね、約束よ?」 彼はそういった。 お坊ちゃん、そう、やっぱり昨日の店だ。 俺はその店でだけ、お坊ちゃまと呼ばれている。 そうか、会社に連れていくのか、でもゲイバーだぞ、なんでいたんだ? まあ、仕方がない、支度をしていこうと彼にも言うと、朝飯はという。 向こうに行ってから、そういって急いで部屋を出た。  電車に乗った、よく切符が買えたなというと、何のことだという。 「切符、買ったんだろ?」 「non」 「お金は?無銭乗車?」 そんなことはしていないという、お金は払った。 そうなのか? 一応お金は持っているか聞くと、俺が払ったという。 そうか、俺か。 じゃあ、昨日のバーは? ドルでいいと言われた。 ドルねー、はい、はい、切符を買ってやった。 やり方は?昨日やったから覚えているという。 俺は昨日の事は忘れてしまった、申し訳ないが、話してもらえないかと彼に、いきさつを聞いた。
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