4人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
二話
異世界の街というのは木造というイメージはドンピシャのようだ。綾晴はまるでテーマパークにでも来たような気分だった。
「旅をする事になるんですよね?なら冒険者組合で冒険者登録を済ませておきましょう!」
「そうだな。」
"冒険者組合"通称ギルド。これまた異世界ラノベのようだ。
冒険者は組合で冒険者登録を済まして冒険者としての資格を手に入れることが出来る。
使い道としては、ギルド内での依頼の受託の際の手続きに必要だったり、入国審査の際のパスポート代わりなったりだとか色々あるらしい。
冒険者証というものはスマートフォンのような電子機器のようなものだった。これで自分のステータスの確認、ナビ、その時にいる町のおすすめの宿まで見ることが出来るそうだ。使い方は地球のスマホとほとんど同じだった。充電は魔力で勝手に行うらしい。
「今の俺のステータスは…」
「思っていたより普通ですね。」
「そうなのか?」
レーダーチャート(六角形のグラフ)を見てみると
体力 76/100 760HP
攻撃 58/100 580AP
魔力制御率 52/100 5200MP
速さ 71/100 71SP
防御 47/100 47DP
幸運 63/100 63LP
最初のコメントを投稿しよう!