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どうやらこれは普通らしい。
確かに90/100とかいう飛び抜けたものは内容だ。
というより魔力制御率とはなんなんだろうか。綾晴は疑問に思った。
「この魔力制御率ってのはなんだ?」
「それは魔法をどれだけ制御出来るかの割合みたいなものですね。詳しくは魔法について教えるときにでも。」
要は笑顔で答えてくれた。
後は…詳細程度だ
笠戸綾晴(19)♂
職業 刀
スキル 刀力制御 刀との意思疎通
技 日向 日照り 朝露※日の出※
所持アイテム 武器「椛 鴉」装備「異世界の服」キーアイテム「刀のキーホルダー」
個体の別称
蕣
「職業刀?なんだそれ。てかこのキーホルダー重要アイテムなのか?」
「刀なんて職業聞いたことないですよ!後個体の別称ってなんですか?アサガオ?なにこれェ?」
「心あたりがないな…」
ドゴォン!!
突然爆音が街中に鳴り響いた。
「「!?」」
「なんだ!?」「うわああああ!」「助けてぇ!」市民たちは悲鳴をあげて現場らしき場所から遠ざかるように逃げている。
「何が起こってるんです?」
「この刀力…尸だ!」
(綾晴、いく?)
(当たり前だ。この世界に来てから突然変異したりしてるかもしれないし、言って確かめるべきだろ。)
(そうだね!)
「要!行くぞ!」
「は、はい!」
現場は荒れていた。
2件程度の建物が崩れている。
(おかしい。尸はエネルギー体なはずだ。
建物が崩れるわけがない。)
「実態を持ったのか…」
「あれが尸…」
「型は大猿だな。」
周りには剣を持って鎧を付けた冒険者や忍者のような服を着た冒険者、様々な冒険者が集まっていた。
「なんだありゃ…」
「魔物なのか?」
「馬鹿野郎!あんな魔物いねえよ!」
「魔力を内から出している…いや、そもそも魔力では無いのか…?」
初めて見る化け物に冒険者たちは戸惑って居るようだ。
そうこうしている間に綾晴は椛を抜刀し
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