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「さっ・・・さ~~てとっ、そろそろ帰ろ~~かな~~っと・・・」と、恵美。
「そっ・・・そだね~・・・かっ・・・えろ~かなっ・・・」と、香織。
あたしらは、周りの女子と目を合わせない様に・・・こそこそと退散した・・・
やべ~~~
その間、夕紀はなんか元気が無かった・・・どうしたのかな?!
しばらくしてあたし達は、ようやく危険地域を脱した。
「ヤベ~!あの連中の視線、見た~?あんな顔して睨まなくってもよくね~?!」と、恵美。
「うう~ん!本当・本当!あの連中すっごい顔だったね^_^」
くわばら・くわばら・・・
「さっ・夕紀!パフェに行こっか~
約束どおり奢るよ!」と、香織。
「う~~~んっ! あたし、なんか今日はいいわっ!(ーー;)」と、夕紀。
「んっ^_^・・・ええ~~~っ!!!
今っ、なんて言ったの???」と、香織
「あんた、どっか具合悪いの!!!」と、恵美
「あんたが、パフェの奢りを断るなんて!」
もしや・・・この世の終わり?
「だ・か・ら・・・さっきから悩み事があるって、言ってんじゃん」
「は~~~~っ・・・」
「じゃ・・・悪いけど、今日は帰るね・・・(ー ー;)」と、夕紀はチカラなく手を振ると校庭の方向へと歩いて行った。
「夕紀っ!カミン・バ~~~ック・・・」
by 香織&恵美
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