バスルーム内の駆け引き

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(え、えええ?!) 声も出ず、口をパクパクしている花澄。 雪平は平然と湯船をまたぎ、こちらに来ようとする。 大胆に膝をあげ、湯音を立て、暗部が見えるくらい力強い。内腿の陰影も乳白色であり、汗ばんでいて桃色が透けて見えるかのようだ。雪平の身体はアマゾネスのように戦闘的だった。 「どうしたの?これで条件は同じよ」 濡れて艶やかさを増した黒髪の下、黒曜石の瞳も艶っぽく笑う。 「私からあなたを洗う?それともあなたから私を洗う?」
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