隠されていた過去
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結局、わたしは『1分だけ』ーーーーーーー ばあちゃんの死に目に間に合わなかった。 わたしの感謝の言葉は ばあちゃんに届いたのだろうか。 朝になってばあちゃんが病院から斎場の方へ運ばれるまで、幼い頃のようにずっとばあちゃんの胸元に顔をつけて泣いていた。 「ありがとう」って何度も繰り返した。
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