最終話

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dab4559a-0c07-4f49-9871-ba409f3bb3fc 君が恋しくて…恋しくて…      毎日用事もないのに    君が働く部屋を横目に通る日々だった。 それでも僕は君に話しかける勇気さえなかった。 ーーーーでも…あの日、チャンスが訪れた。 君が神宮編集長に虐められているのを聞いて      夜中近くまでエリちゃんと      仕事していた君がいた編集室に      勇気を振り絞って行ったんだ。 そして君を僕のチームに引き入れ        君と話す機会も増え、        飲みに行く日も増えた。 僕はただそれだけでも幸せだったんだ。      でも幸せが大きくなればなるほど          欲が出た。 君にキスしたいと思った。 君を抱いて眠りたいと思った。 そしてあの日ーーーーーーーーーーー クリスマスイブ、    君の住むマンションへ行くと      君がドアの前にいたね。
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