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君が恋しくて…恋しくて…
毎日用事もないのに
君が働く部屋を横目に通る日々だった。
それでも僕は君に話しかける勇気さえなかった。
ーーーーでも…あの日、チャンスが訪れた。
君が神宮編集長に虐められているのを聞いて
夜中近くまでエリちゃんと
仕事していた君がいた編集室に
勇気を振り絞って行ったんだ。
そして君を僕のチームに引き入れ
君と話す機会も増え、
飲みに行く日も増えた。
僕はただそれだけでも幸せだったんだ。
でも幸せが大きくなればなるほど
欲が出た。
君にキスしたいと思った。
君を抱いて眠りたいと思った。
そしてあの日ーーーーーーーーーーー
クリスマスイブ、
君の住むマンションへ行くと
君がドアの前にいたね。
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