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その日から
次第に編集長による華イビリも
その様相を変えていった。
ただの女の嫉妬だけだったのに
旦那をとった女に対するイジメを
プラスして泥沼化していく。
ほぼ毎日残業を強いられ、デートに行かせないように仕向けてきた。
意味のない修正。
気まぐれな採用する気もない企画振り。
これまでは気にかけることもなかった
フォントにまで口を出してくる始末。
それならお前がデザインしろよ!
と言いたくなる程。
それでも我慢するしかない現実に余計な憂鬱さも増していく。
その夜、いつもの横浜駅の前のホテルで保との逢引で真相を確かめる。
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