月に濡れたふたり

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4741bd4c-237a-475f-a384-12606fe1604a その日から     次第に編集長による華イビリも       その様相を変えていった。 ただの女の嫉妬だけだったのに     旦那をとった女に対するイジメを        プラスして泥沼化していく。 ほぼ毎日残業を強いられ、デートに行かせないように仕向けてきた。 意味のない修正。    気まぐれな採用する気もない企画振り。    これまでは気にかけることもなかった    フォントにまで口を出してくる始末。 それならお前がデザインしろよ!         と言いたくなる程。 それでも我慢するしかない現実に余計な憂鬱さも増していく。 その夜、いつもの横浜駅の前のホテルで保との逢引で真相を確かめる。
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