恋の予感

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2ac69ce6-60ae-4871-b1ab-825c84ad68c9 「ふーん…どこでそうなったん?」 「華が休んでる時、婚活パーティで」 「えーーーーっ!?あんた婚活パーティーとか行ってんの?」 「いいじゃんよ!独身なんだから!華と違って不倫じゃなかし!」 「何それ?不倫とか言うな!」 「だってそうじゃん」 「まあ…ね」 「でも良かったじゃん、エリ」 「あんがと」 「じゃあ明後日のイブは忙しいね」 「ふふふーーん、羨ましい?」 「ちょっとね」 「強がるな、強がるな!」 「じゃあ、もう太郎ちゃんは?」 「華にあげる!」 「あっそ。良かった」 「何それ?もしかして?」 「また今度話す。ほら仕事仕事!」 取り敢えず夕べのことはまだ内緒にしていた。太郎ちゃんとわたしの秘密。
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