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第1章 爽やかな朝に、変態と出会いました
「いちご柄なんて、意外とかわいいパンツはいてるじゃない」
男のせせら笑う声がスカート下から聞こえた。
「ぎゃああぁぁ!」
日曜日の午前6時。私は顔面にゴキブリが飛び込んできたときのような叫び声をあげた。日頃の行いはいいはずなのに、どうして神様はこんな日に限って、変態と出会わせるのか。
全く、最近の私はついていない。
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