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大事な友のひとりに、
東北から上京して来た一個上の先輩がいる。
どん底って感じの日々から脱却した尊敬する友なんだ。
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先輩とはアートスクールで出会った、彼は2浪目で俺は1浪目。
俺たちはデザインを専攻してて芸大美大を目指していた。
なんで話し始めたのか思い出せないが仲良くなって
先輩の一人暮らしの家に良く遊びに行ってた。
俺は上京後初めてできた友達だったんだって、
先輩、嬉しそうに言ってたっけ。
先輩、新聞配達しながら学費払って頑張ってたけど、支払いがキツくて
進学あきらめてアートスクールも辞めちゃった。
スクールでは会わなくなったけどずっと友達関係だった。
何年かして先輩が夜中のバイト始めてて
それが週3とかでもオッケーだし時間も短くてしかも結構金が良いっていうんで
一緒にやろうぜって言われて即乗った。
23時頃集合し、早い日は仕事自体2時間程度で終わるし
いっぱいまでやっても朝の4時頃には終わるそんな美味しいバイトだった。
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