第3章~海の見える大都市~

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ーーーー〈大都市・中心地〉ーーーー その夜、大都市にある小さなホテルに一室部屋を借り泊まる事にした。 そこで、各々の意見を出し合う事にした。 紅蓮「例の話しの事なんだけど」 芽依「れい?れいって幽霊の事?」 紅蓮「そうじゃなくて!真面目に話しを聞け!」 芽依「えへへ冗談だよ」 茜「私は、反対ですわ、原石を集めたいですけど…命が狙われるかも知れないのに危険を犯してまで……リスクが大き過ぎます」 紅蓮「柚木は?」 柚木「私……やってみても良いと思う」 紅蓮「琴音は?」 琴音「私も反対です、私達の元々の目的は原石を集める事でしょ?」 紅蓮「確かに……」 芽依「はいはい!」 挙手をする芽依。 紅蓮「はい、芽依さん」 芽依「私は、賛成!」 紅蓮「でしょうね」 芽依「ひどいなぁ~」 ゴン「今回の件なんだが、もしかすると何か大きな陰謀が渦巻いてるやめしれん」 深刻そうな面持ちで話すゴン。 紅蓮「どういうこと?」 ゴン「裏で動く支配者なる存在……とでもいおう」 ゴンの真剣な眼差しに、ゴクンと息を飲む一同。 ゴン「フェンネルの過去と烏丸の共通点は、何だと思う?」 ……暫く、考える。 芽依「原石……かな?」 ゴク「正解だ」     
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