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ーーーー〈大都市・中心地〉ーーーー
その夜、大都市にある小さなホテルに一室部屋を借り泊まる事にした。
そこで、各々の意見を出し合う事にした。
紅蓮「例の話しの事なんだけど」
芽依「れい?れいって幽霊の事?」
紅蓮「そうじゃなくて!真面目に話しを聞け!」
芽依「えへへ冗談だよ」
茜「私は、反対ですわ、原石を集めたいですけど…命が狙われるかも知れないのに危険を犯してまで……リスクが大き過ぎます」
紅蓮「柚木は?」
柚木「私……やってみても良いと思う」
紅蓮「琴音は?」
琴音「私も反対です、私達の元々の目的は原石を集める事でしょ?」
紅蓮「確かに……」
芽依「はいはい!」
挙手をする芽依。
紅蓮「はい、芽依さん」
芽依「私は、賛成!」
紅蓮「でしょうね」
芽依「ひどいなぁ~」
ゴン「今回の件なんだが、もしかすると何か大きな陰謀が渦巻いてるやめしれん」
深刻そうな面持ちで話すゴン。
紅蓮「どういうこと?」
ゴン「裏で動く支配者なる存在……とでもいおう」
ゴンの真剣な眼差しに、ゴクンと息を飲む一同。
ゴン「フェンネルの過去と烏丸の共通点は、何だと思う?」
……暫く、考える。
芽依「原石……かな?」
ゴク「正解だ」
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