第3章~海の見える大都市~

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珍しくまともな事を言った芽依を、驚きのあまり一同合わせて凝視する。 芽依「何?」 茜「な、な、な!」 芽依「ナス?」 茜「違いますわよ!珍しく答えを言った事に驚いてますの!」 芽依「あ~、何となく……」 茜「あなた、脳の仕組みの異常さを疑いますわ」 (コントかい!というか茜ストレート過ぎる) 琴音「つまり、原石を元でに金儲けは表面上だけ」 柚木「裏では、別な目的があった……ってとこね」 揉めている茜と芽依を他所に、語り始める琴音と柚木。 紅蓮「もし、これが国が関係してるとしたら……」 ゴン「間違いなく世界の破滅を意味する」 紅蓮「そしたら簡単に、はい分かりました!なんて言える訳ないじゃん!」 柚木「紅蓮は、1人で抱え込みすぎ肩の力抜いても良いんじゃない?」 茜「そうですわね、その為の話し合いだもの」 芽依「ぐっちゃん!リラ~クス、リラ~クス」 琴音「前にも言ったでしょ?皆一緒だって」 紅蓮「皆…」 柚木「とりあえず!やってみるだけやってから、考えてみましょ」 柚木は、私の肩をポンと優しく叩く。 芽依「じゃあ、決定!!」 紅蓮「まったく調子良いんだから」 喜ぶ芽依を見て、ほくそ笑んだ。
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