香気

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香気

麗しい花 溢れる蜜の一粒だって勿体無い 価値もわからぬ愚者共に 開く前に散らされてはなるものか 両手で足りないならば身体を捧げ 命で足りないならば魂を捧げ 蕾が綻び咲き誇るよう守り続け いずれ漂う甘い香りを肺に満たし 酔しれる誉れをどうか私に… 使用タグ #甘い言の葉 「香気」 #詩
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