故郷の味

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故郷の味

これじゃない 口に含んで感じる失望 朧気な記憶 宝石のような飴 大きさなのか 色なのか 探せど探せど見つからない 帰る事がないと思っていた故郷の土地 変わり果てた駅前に目を丸くし 散策し歩き回り見つけた飴屋 覗いた店に並ぶ飴 口に含むと頬が弛む これだ、これだ 求めていたのは故郷の味 使用タグ #星橙の詩 #詩
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