あまのじゃく

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あまのじゃく

想いを届けるのが言葉ならば どれほど人に届かず終わったのだろう 心を通じ会わせるのが会話ならば どれほど人と通じなかったのだろう ひねくれ 錆び付いた口から 零れる真逆の言の葉で 傷つき泣くあなたをみては 幾度も見えない血が流れる 煌めき幻想へ誘う オーロラのような言の葉を紡げたら 今更だとしても変わりたい あなたを包み慈しみたい あまのじゃく 私は 怖がりな嘘つきで あまのじゃく 私は 素直を忘れたの 輝き夢幻へ誘う オーロラのような言の葉を紡げたら 届けて通じ合いたいんだ あなたを愛していると いつか いつの日にか あなたに素直になれる日が来たなら あなたを笑顔にできるのかな ねぇ…
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