2.幸せを願って

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「、、、、、。」 柊斗は相変わらず怒った顔のままだった しかしズカズカと俺の方へ歩いてきた そして俺を抱きしめた 「そんなの!"はい"に決まってんだろ!!!!」 その瞬間俺は救われた 「なんだよ!そんなことで悩んでたのかよ! 俺がそんな自分のことしか考えてない薄情なやつにみえたのかよ! 俺言ったよな? お前のいない人生なんかいらないって。 それに子どもができて嬉しくない親なんかいないだろ!」 柊斗はいつの間にか笑顔になってた 「あー、俺が親かー。なんか実感わかないな笑 でも大輔とお腹の子守っていくって決めたから! だから俺に守らせてくれ!!」 「っ!!」 俺はこんなにもいい男を捕まえてたのか 世界一かっこいい夫で父親になるよ 「、、うぅ、、しゅう、、とぉ、ヒック、、うぅあ、、りが、、、と、、、、しゅ、、うと」 「もー、泣くな泣くな、俺まで涙が出てきたじゃん」 そう言って俺をギュッと抱きしめてくれた 「幸せになろうな」 耳元で聞こえた声に俺もそっと微笑んだ
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