2日目・オタクだってかっこつけたい!

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2日目・オタクだってかっこつけたい!

~2日目始まり~ 「おっはよ~」階段を降りるとそこには準備を済ませたアルマがいた。 「おはようございます!かけるさん!」最後の準備を済ませながら言ってきた。 「じゃあそろそろ行きますか!」外へ出ようとした。 「おいおい待て待て俺はまだ起きたばかりだぞ!」本当面白いなこの子は。 ~1時間後~ 「まだこの森なのか?そろそろ街とかにでてもいいんじゃないのか?」俺は長すぎて頭が変になりそうだ。ずっと同じ場所にいるような感じだ。 「そろそろお城が見えてくるはずなんですが。」 周りを見てみるとお城の先端らしきものが見えた。 「おーあれか!やっとつくのか!楽しみだな!」 アルマも少し安心していた。 「誰か助けてー!」道のない森の奥から少女の声がした。だが森にはモンスターも沢山いる。正直今の俺には勝てない相手の方が多いだろう。それにそろそろ街につくというのに。。。 俺は森の奥へ走った。 時間の無駄かも知れないが、困ってる人がいれば助けに行くのがゲームのよくあるパターンだろうが。 そこには草のようなモンスターに囲まれた少女がいた。 やるしかない。俺は剣を抜き倒そうした瞬間だった。 「イフリート!」アルマはそう唱えるとモンスターが燃えて消えた。 「すげーなアルマ!あんなに強い魔法使えるんだな!」アルマは照れていた。 「大丈夫か?怪我とかはないか?」質問すると少女は安心したのか気絶した。 俺達はとりあえず街につれていった。 少女をお姫様抱っこしながら歩くと街の人達は俺達の事をガン見してきた。 なぜこんなに見てくるんだ?と思っているといきなり、「姫をおろせ変態!」兵士に囲まれそう言われた。「おいおいなんなんだよ。なんで怒ってるんだ?」聞くと兵士は「その子は我が国の王の娘だ。」真剣に答えた。 「はーーーーー?」俺達は城へつれていかれた。 王と会い、今までの事を説明した。 「なるほど。我が娘を助けていただきありがとうございます。お礼はどうすればいいのか。」 王は凄く感謝をして言ってきた。 「お礼は別にいいからその子が無事ならよかったよ。それでは。」僕は帰ろうとすると。 「ではお礼が決まればお渡し致します。それまでは我が城で泊まってはどうでしょうか。」王にとても感謝されてるようだ。これは幸運すぎる!俺達は甘えることにした。 と言っても俺には時間が少ないからあまりいられないんだがな。
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