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俺はまず武器、防具などを貰った。
そしてお昼ご飯を食べたら次の街まで行ってみる事にして勝てそうな相手がいなければまたこの街に戻ってくる事にした。
「王様!この近くに街があればそこまで連れて行ってほしいのですが、よろしいでしょうか。」
王様は涙を垂らして言った。
「もうこの街以外はありません。」
そうこの異世界は絶望で溢れかえっていたのだ。
てことはいきなり魔王の所に行くしかないのか。
こんなの無理ゲーすぎる。
こうゆうのはまず弱いモンスターを倒して魔王の手下たちを倒して強くなってから戦いに行くものだろ。なのにまだかけだしの冒険者が勝てるわけないじゃないか。
もう終わりだ。。。
こんなの勝てるわけない。
「魔法使いの道が見えます。」アルマがそっと言った。
「俺が、か」俺は魔法を覚えた。
俺は絶望の感情から魔王の素質ができ魔法いや、能力を手に入れた。
俺の能力は「増やす」能力だ。
ガーンガーンガーン(鐘の音)
「大変だ!魔王軍がやってくるぞ!」人々は家に隠れ家来達は街の外へでた。
「おいおいこれはまずいんじゃないのか!?」
シュッ
背中に何か当たっている。
これはまさか。。。
「動いたら死ぬぞ」ナイフだ。
「やあやあやあどうもわたくしワールドと申します。皆からは魔王と呼ばれるものです。」こいつが魔王!
「おっとそこの坊や動いたら我が手下に殺されますよその背中に構えられたナイフでねふふふ。」
こいつはやばい狂人すぎる。
「おっと人を狂人呼ばわりするのは少し悲しいなー。」ナイフの先端が服を貫通したのがわかった。
「待て。殺すな。言葉に出さなかったんだ許そう。そこでだ君には魔王になる素質...が見えたんだが。君は呪いをかけた勇者さんじゃないかぁひゃっひゃっひゃっ」何がそんなに面白いんだこいつは。
「まぁ僕は早く城へ戻り休みたいんだ。僕がわざわざ来たんだ早く選択してくれ。死ぬか。我の手下になるか。」あぁ神様。こんなの無理ゲーすぎる。もう駄目だ。勝ち目なんてなかったんだ。
「諦めてどうするんですか。」そこには怒りに満ちたアルマがいた。
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