494人が本棚に入れています
本棚に追加
白い肌を余すとこなく
………俺色に痕を付けていく
唇を寄せるたびに七瀬の身体が
ビクッと震え………
無意識のうちに俺のシャツをギュッと握られる
『ぁ…ッ…ャ…黒納……ッ…ゃぁ…』
…ッ………名前……呼んでほし………
手が………そのまま七瀬の下半身へ………
下りていき
ふと………七瀬を見たら
『……ッ…ぅ……』
………………泣いてる
大人狩り………普段は泣かすまで服従させるが
…ッ………何だろう
七瀬の泣く顔………可愛いけど
胸がズキッと音を立てる………
『何泣いてんだよ……』
………七瀬が目を見開く
それから………強い眼差しで俺を見上げ
『も、ヤるならヤれよ…ッ……』
…………ッ………違っそんなんじゃ
七瀬………そんなんじゃない………
俺は………七瀬から身体を離した
『行けよ………萎えた。出ていけ』
………どうしたらいいのかわからなかった
七瀬がぐっとシャツを引き寄せ………俺のところに歩み寄り………
バシンッ………乾いた音が部屋に響く
…………ッ………
『お前………人としてサイテー』
バタンッ………と七瀬が部屋を出ていく
最初のコメントを投稿しよう!