11 催城会 (圭)

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七瀬をベッドにゆっくり下ろして ……耳から首、首筋 優しく口付けながらネクタイをシュルッと外してスーツのボタンを外していく…… 『ん…ッ…ぁ…圭…ゆ、夕飯、食べ…ぁ…ないの?…ッ…ちょ…ッ待っ』 この状況で待てなんかできるわけないだろ? 『だから……先にこっちを食べるんだよ』 『…ッ……は…な、に言っ』 言いながら七瀬のお腹がグルル……っと鳴った 『…ッ………』 七瀬の顔がカァッと赤くなる…… 俺は……思わず吹き出した 『なな……可愛いすぎか』 そっと頬に口付けながら ………七瀬の身体を抱き起こした 『じゃあ……先にご飯作ってもらうよ』 『まったく…もう…ッ…』 ぶつぶつ言いながら七瀬がワイシャツのボタンを留めようとする…… 俺は……パッと手首を掴みそれを阻止した。
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