第4ノ章【平日の火曜日】

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【数時間後】 あれからは再び辞書の組み立て… 部品が多いからすぐには完成させることができなかった。 これなら、もう組み合わされてるものを 取り寄せた方が良かったと思うけど… 定時になり笞梨(ムチリ)さんが帰り 他の社員達も部長も帰宅していって 事務所にはわたしと尊だけに… ヒララギミコト 平良木 尊 「み・は・る…」 電子辞書の部品をわけてからひとつにまとめ 作業台を片付けてると彼に肩を掴まれ振り向くわたし… わたし 「みことっ…// ま、まさか…またこの作業台でっ…?」 彼は首を左右にふる ヒララギミコト 平良木 尊 「いいや、今日は応接間にしよう…」 応接間…! わたし 「そ、それって…//」 彼はついたてがしてある 事務所の奥を指差し 作業台を綺麗にしてから 彼はわたしの鞄と 自分の鞄を片手に持って電気を消し… もう片方の手で手を引かれ 奥の応接間のソファーに座らされた ヒララギミコト 平良木 尊 「実は、私も…ムラムラしてたんだ 君にもっと触れたかったんだが… 仕事中はなかなか…な。」 横に二つの鞄を置く彼に わたしは押し倒されていた! わたし 「み、みこと…わ、わたし…//」 押し倒され情熱的で濃厚なキスをされるっ
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