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なんか、キツそうなおばちゃんと
20代後半の男性が迎えてくれた。
ヒララギミコト
平良木 尊
「あんら~いらっしゃ~い!
部長が言ってた新入社員ってあーたのことね?
あたし、平良木 尊って言うのよ
あーたの上司♪
えと、たしか…弥生ちゃんよね
弥生 魅陽(ヤヨイミハル)ちゃん!
うふふのふ~宜しくね?」
なんと…平良木課長は
お、おねぇさまなのね!
ムチリモチコ
笞梨 餅子
「アタシは笞梨 餅子!
徹底的にびしばし、教育してくから宜しく!」
う、キツそうなおばちゃんが
教育係り?イヤだなぁ…
ヒララギミコト
平良木 尊
「んまあ、もっちー
彼女…新入社員なのよぉ?
あんまり、怖がらせない
でちょうだいよぉ!」
ムチリモチコ
笞梨 餅子
「ふん!」
あ、パソコンにまた顔を向けた…
ヒララギミコト
平良木 尊
「んもぉ…ごめんね?」
わたしは苦笑する
わたし
「い、いえ…あの…
わたしの席は何処でしょうか?」
おばちゃんの隣も空いてるけど
課長の隣も空いてるのよね…
ヒララギミコト
平良木 尊
「ああ、そうだったわ!
あーたの席はあたしの隣よ。」
胸に片手を置く平良木課長…
あ、おばちゃんもまたこっちを向いた!
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