1.数週間あればスキルくらい増えるさ(震え声)

5/6
108人が本棚に入れています
本棚に追加
/129ページ
   ・蜂蜜瓶()×5   ・溶解液()×2  ・蜂蜜漬け《中》×4  ・自家製回復薬()×30   ・自家製睡眠薬()×1   ・毒消し(小瓶)×6   ・狩猟用麻痺薬×6   ・包帯1ロール×3  ・ハチミツトリートメント×30  ・空の(合計)×80  ・小さな弓  補給したり使ったり買い足したりで、結構増えたと思うんだけど、やっぱゲームで言ったら初期装備もいい所だよな。因みに弓は俺の武器にして初装備。俺は剣を振るうのがどうしても苦手だったので、弓術を習う事にしたのだ。もちろん、師匠はブラックである。  弓なら敵に突っ込まなくていいし、弓矢は【グロウ】ですぐに作れる。草が有る場所なら弾数は気にしなくていいので、俺には最適なのだ。  その証拠に、練習したら十発中四発くらいは的に当てられるようになったしな。    にしても、ブラックってセクハラ変態中年のくせに本当色々知ってるよ。  凄い家に居たから、勉強とかもかなりやらされてたのかな?  まあそれは置いといて、売ろうと思っている道具を残して後は収納だ。 「えーと、こんなもんかな」 「それにしても、ツカサ君も結構上等な曜術師になったよね。水の曜術は全て覚えたし、木の曜術も今なら二級に上がってもおかしくない。ラッタディアに着いたら昇級試験を受けても良いかもね」  やっと被害妄想が治まったのか、ブラックが嬉しそうに近づいて来る。  俺の術は全てブラックから教わったものだから、ブラックとしても俺が強くなるのが嬉しいのかな。  ……うん、まあ。師匠としてだよな。うん。  
/129ページ

最初のコメントを投稿しよう!