第二話

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実は悦以外の部屋に入るのは初めてだ、皆遠回しに見るだけで仲が良い友人は悦しかいない。 ソファーに座り、Ω生徒といろいろな話をした。 結局何故αの学園にいるのか分からないが、言いたくないなら無理に聞く話でもないだろう。 話が終わり部屋から出てズボンのポケットからスマホを取り出す。 さっき確認した時悦からの着信があったが無視していた。 そういえばあれから結構時間が経ってしまったな。 さっさとコンビニ行って悦が待つ部屋に戻るか。 悦がうるさそうだから甘いデザートでもあげれば大人しくなるだろうと考えながら歩き出した足を止める。 「あ、名前聞くの忘れた」 Ω生徒のままだといろいろと嫌だろうな、まぁいいか…
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