Dom

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「や、やめ……っ、痛い……」 「ちょっと痛いの、気持ちいいだろ?」  海老沢が小刻みに首を横に振る。泣きそうに顔を歪めて、身体に力が入ってる。  うん、知ってるよ。  痛いのはまだ、好きじゃないよな。  でも、痛くされた後の乳首はすごい敏感になるから。 「んっ……んっ」  噛んだところを優しく舐めてやったら、海老沢の勃ちきれないアレが、オレの腹の下で震えた。気持ちいいって、ぷるぷるした。  かわいい先っぽを触ってやりたいけど、触らない約束だから我慢する。  濡れた乳首を人差し指でくりくりする。指先でつまんだり、時々ちょっとだけ捻る。  そうしながら、反対の乳首に口に含む。触る前からシンクロして控えめに勃ち上がった、双子の片割れ。期待に応えて、舐めて、吸って、噛んで痛くしてから、優しく慰めてやる。  ゆるく浅いところを擦り続けるオレのが、感じてやらしく絡まってくる海老沢の中の肉に、暴走しそうになる。  オレは衝動を逸らすためにわざとゆっくり動きながら、赤く勃ち上がった2つの蕾をしつこくかわいがった。 「ん、んう……う、や、ん……」  我慢していた声が漏れてくる。目を上げると、鎖骨に顎をつけて快感に耐える海老沢の横顔が見えた。  この体位だと、繋がってるとこは見えないんだけど。感じてる顔が見れるのはまた、すげぇクる。  まだイきたくない。でも、オレだって普通に高校生だし、そんなもたない。  もぉ、あんま動くとやばいってわかってるけど、ずっとうねってる海老沢の中はほんと柔らかくて気持ちよくて。  さすがにゆっくり動くのも我慢の限界で、オレの腰が暴れ始めた。  パチュ、パチュッ  たっぷり滴らせたローションが、煽るような音を立てる。  ギリギリで止めよう、そう思いながら腰を振った。口の中の乳首が縦に揺れる。逃さないように、思いきり吸った。 「は……っ、あ、あぅ、んあ、あぁ……っ」  奥を突くたびに、海老沢の掠れた喘ぎ声があがる。  かわいい。  気持ちいい。  このままイきたい。  奥に射精()したい。  そんな誘惑に、押し流されそうになる。 「あ゛っ!?」  トーンの違う声と同時に、中がぎゅうっと締まった。 「何? どした?」  上体を起こすと、驚いたような顔の海老沢と目が合った。息が荒い。もちろんオレもだけど。 「あ……なんか……な、なんでも、ない……」  びっくりした顔のまま、海老沢はキョロキョロと目を泳がせた。
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