77人が本棚に入れています
本棚に追加
・
待ってて、晶さん──
取り合えず人生一度きりのイベントだから俺なりに特別に演じたい。
ささやかでありながら最高の思い出になるように。。。
晶さんと知り合ったあの日から、一つ一つゴールまで駒を進めていく──
山あり谷ありの道のりをしっかりクリアして行きながら、俺は必ずその先にある到着地点に晶さんを連れていくから──
クスクスと笑いながら胸に抱え込んだ晶さんを覗き込む。
「ねえ、晶さん」
晶さんは胸に押さえ込まれていた顔を向けて俺を見上げた。
「今からエッチする気ある?」
「………」
「どう?」
晶さんは言った俺を暫し見つめてポソリ呟いた。
「夏希ちゃんの腕次第……」
言われて腕が鳴らないわけはない。
その気になるようお前が頑張れって明らかな焚き付けの言葉に俺は俄然ヤル気になるわけで。。。
「よしわかった!俺に任せて!!」
まるでひん剥くように晶さんの寝間着を脱がして遠くに放り投げる俺を晶さんは思いきり笑っている。
瞬く間に裸になっていく晶さんのパンツを最後に脱がし、俺はそれを頭に被った。
最初のコメントを投稿しよう!