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普段から、くりくり大きな瞳が。さらに大きく見開かれて、俺を見る。
ドクン、と嫌に鳴る心臓。
全身に力が入る。
どう伝えればいい
初めて、欲しいと思ったこと。
誰かを、心から愛しいと思ってしまったこと。
ガラにもなく妬いたり、
見えない相手の気持ちに、ビビったり、
クズだとか、そんなイメージがお前の中にあるんなら。
どんな言葉なら、どう接すれば、受け入れられるのか。
ああ、くそ。
違う、ビビんなよ。
余計なこと考えて、逃してたまるか。
こんなに、こんなに――
叫びたいほどの思いが、喉を小さく鳴らす。
そして。
「好きだ」
溢れ出したみたいに、言葉になった。
まるで、身体の中に、それをしまっておけなくなったみたいに。
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