一緒にその先を描こう①

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「うーん、でも実際さ結婚する男しない男の2パターンなわけじゃない?世の中」 「え?うん」 順子が私に言い聞かせるようにいう。 そこに、なっちゃんが凄みを効かせて。 「その前者は、どんな女を選ぶと思う?」 「は?」 「若いのを選ぶんだよ」 「え?」 「ぶっちゃけ男って金ありゃジジィになっても女選び放題なんだよ」 「へ?」 「そのジジィはアラサーよりも新卒寄りの若いのを取る!」 「え?え?なっちゃん、どうした」 わりと、いつも落ち着いてるなっちゃんのヒートアップに私はビビる。 「転職も女の価値もクリスマスケーキも一緒かよ!」 「な、なっちゃんマジ落ち着いて!ここ飲み屋じゃないパスタ食ってるよ!」 「……あ、ああ、ごめん」 「何かあったの?」と、順子が隣のなっちゃんを心配そうに見つめる。
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