一緒にその先を描こう①

22/73
前へ
/337ページ
次へ
*** ――高瀬さんとは、別に喧嘩してるわけでもない。 かと言ってハッピールンルンで過ごしてるわけでもない。 まあ、モヤモヤとしてる部分はあるけど。 そんな感じで、秋田さんと会った夜から数日が過ぎた時のことだ。 「石川、ちょっと来い」 いつになく真面目な声で課長に呼び出された。 ああ、課長がマジな声出すと嫌な予感しかしないんだよね。
/337ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7693人が本棚に入れています
本棚に追加