一緒にその先を描こう①

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「今日の凡ミスも、そうゆうので頭いっぱいにされちゃってたミス?」 「……あ」 ヒヤリと。 私を見る視線の、その温度が変化した。 「言った通りでしょ?恋愛なんかに力使うと疲れちゃうタイプだよ君は」 「あ、あの」 「当ててあげる。これまでの彼氏、全部君には余裕があったはずだよ。相手の方が自分を好きだって」 「そんなことは」 「あるでしょ?高瀬くんを好きになって、今初めて恋愛が足枷になってるんじゃない?」 足枷に? 高瀬さんへの気持ちが、そんなものに? ジリジリと距離が詰められる。
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