一緒にその先を描こう②

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「いいなあ、お姉ちゃんの彼氏マジでヤバイじゃん!」 「美咲!旦那さんの前で言わないの!」 「あ、違ったわ、もう旦那か」 実家に帰ってきた私は、同じく旦那さんを連れて実家に帰ってきてた美咲とソファに座って話してた。 ついこの間式を終えて、幸せそうな2人を前に。 私は落ち着いていられるのだから。 きっと、満たされてるんだ。 「そんなに、美波ちゃんの彼氏さんはカッコいいの?」 美咲の旦那さん――啓太さんはニコニコと満面の笑みで私に聞いてくる。 美咲より5つ年上の優しい旦那さんだ。 「も〜超イケメン!けいちゃんで見慣れちゃった私なんて初めて見た時本気で色目使っちゃったしね〜」 「美咲!」 「ははは、美波ちゃん大丈夫だよ。美咲の口が悪いのは通常運転だからね」 美咲は腰のあたりまで伸ばしてるサラサラ明るめブラウンの髪の毛をくるくると指で遊んで、足を組みながら。 「黙ってよ、けいちゃん。笑ってないでお姉ちゃんの旦那くらいイケメン目指してよ」 「だから美咲口が悪いし、まだ旦那じゃない!」 「ちょっとあんた何言ってんの!ほら見てこの会場なんて可愛いよ、やっぱゲストハウスがいいねぇ」
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