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バラで紡ぐ愛言葉
放課後のある日、僕は好きな子に呼び出された。
とてもシャイで控えめな性格の彼女。同じクラスだけどあまり話したことがない。でも、読書している時の小さな笑みがとてもかわいかったのを覚えている。
人気のない放課後の教室になんで呼び出されたんだろう?と首をかしげていたら、
バッ
「……え?」
3本の真っ赤なバラを差し出された。
あっけにとられて思わず受け取ると、彼女はぺこりとお辞儀をして、そそくさと帰ってしまった。
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