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延長=拡大=系列化に基づく「私たちの世界」は、現に生きている人々である「私たちのためにある世界」である。過去も未来も「現に生きている現在の延長=拡大」である限りにおいて考えられているものである。要するに、「私たちにとって、現に生きていることが全て」なのだ。あるいは、「生きている間が全て」なのである。
一般的な人々=私たち人間は、「この世界に現に生きている者である限りにおいて、この世界を共有している」と言うことができる。ここには、拡大と言いながら限定があり、包摂と言いながら排除がある。その判断の規準は言うまでもなく「現に生きていること」なのである。
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