月と太陽のたまご

泥だんごとともにしみついた、あの日の記憶と淡い想い――

雨ノ森からもも

恋愛 完結
9分 (4,847文字)
妄想コン 「となり」 優秀作品選出 私の作風を知りたい方に

12 80

あらすじ

 幼馴染の柊と春陽。  保育園の年長にあがったばかりの彼らには、熱中していることがあって……  正反対だけどずっと一緒にいたふたりの、甘酸っぱくてちょっと切ない、日常の1ページ。  ※他サイトにも掲

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目次 1エピソード

感想・レビュー 2

淡くて苦い

 残像のように記憶に残っていた淡い初恋を、ある夏の日に思い出す主人公のモノローグ。  記憶に刻まれた強烈な苦味は、甘さと脆さを思い出させる扉の鍵なのでしょうか。成長とともに矛盾と葛藤と逡巡が純粋の邪魔
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苦いけど、甘くて酸っぱい。 そんなテイストの、小さくて脆い恋心のお話。 消えない残像のように刻まれた幼少の記憶に、大人になりかけている青年は切なさで悶えていました。 いつも片隅で抱えているそれは、彼
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