第1章

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私は普通だ。 顔面偏差値は下の中。出るべきとこはさほど出ず、ひっこむべきとこはひっこまず、特筆すべき特徴もないただフツーのオンナ。 頭の中身もごくフツー。両親のおかげで何とか大学までは通わせてもらった。 専攻した分野とは全く別の職に就いたので、なんとなく四年間の授業料を払わせちゃってごめんね、と思わないこともない。 国公立の大学に進学したし、卒業後はすぐに就職したので、そこは多少の親孝行であったと思ってもらえると嬉しい。 性格は恐ろしいほどの人見知り&内向的。かつ超インドア。 幼少期はちょっぴりいじめにもあったりした。 いじめっ子だった彼女によると、「これと言った理由はない。ただ、何となくムカつくから。」という、なんじゃそりゃ!な理由であったらしい。
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