ーストーカーギミナヒトメボレー

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入学式の日 生まれて初めて一目惚れで恋をしたのだと思う。 君は廊下側の席の前辺りで私は窓際の席の後ろ辺り。 当時なんで君が目に入ったかって言うと多分私は、一人でする事もなく、目のやり場に困っていたからと言うのも一つの理由かもしれない。 私の小学校中学校はほとんど同じ地区にあるため、ほとんどが顔見知りでほかの地区の人が入って来る事がなかったが、高校は違う地区へ進学した事により、知り合いがいなかった。それに人見知りであるため人に声をかけるのがとても苦手で嫌だった。 だから色んな所をキョロキョロしながら見ていた時、君が首に手を当てて目線を上げる所が見えた。 その時に思った。 なんだろう……一言で表すと「美術」 目鼻立ちはっきりしていて、神秘的で…… けれどもいかにもスポーツできるであろう体格 この時きっと私はもう既に君に一目惚れをしていて、それからというもの事ある度に君を見てしまった。 多分君からは絶対的に「コイツ絶対ヤベー奴」という theストーカー典型的タイプだと思われていたと思う。 そして、知らなくても、今それを君に伝えてもそう思うだろう。 そんな私、今でも君を見てしまうとぽーーーーっと見てしまうし、君のふとした瞬間がうわっ眩しいってなる。「美術だわー…」と呟いてしまう時も出てきた。けれどね、あなたの事をもっとよく知るとそれ以上に表情だったり、考える時だったりする顔が好きなんだな これも一目惚れに入るよね?
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