305人が本棚に入れています
本棚に追加
「最初から言ったら面白くないだろ。それに、絶対に作れるとは言えなかったんだ」
優しい目が見下ろして、もう一度キスをする。官能を誘うような誘惑のキスは、どんどん体の中を熱くしていく。
「食べる腹は、空いてるか?」
「空いてなくても絶対食べる。ジェイさんのスイーツ食べていいのは、俺だけなんだから」
ニッと笑ったレイバンに、ジェイクも安堵したように笑う。
そうして二人は寄り添って、料理府の奥にある料理長室へと向かっていった。
END
最初のコメントを投稿しよう!