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性急にボタンが外され、熱い舌が首筋に触れる。肉球ミトンで背中と叩いてもびくともしない。それどころか、「可愛い」と言われてしまった。
「僕、が! 悪戯する、のぉぉ」
「今日は諦めろ」
「ふあぁぁ!」
「それと、黒猫なら語尾はニャンだろ?」
「なにそのプレイ!! はぁ! あぁん……にゃぁぁ」
いつもはじっくりと攻められるのに、今日はとても性急だ。あっという間に前を開けられ、肌に吸い付かれる。ピンク色の可愛い乳首も、あっという間に唾液濡れだ。
「はうぅ! ひっ、いあぁ……」
「気持ち良さそうだ。今日も履いてないな?」
「んっ! らって、その方が好き、れしょ? あぁ! 触らにゃいれぇ!」
ズボンの柔らかな布越しに握り込まれ、ウェインは喘いだ。ビリビリ痺れて気持ちよくて、頭が真っ白になる。
「ふにゃぁ! れちゃうよぉ! アシュレー、らめぇ、脱がせてぇ」
「勿体ない」
「らめらよぉ! はっ、あぁぁ!」
どうして今日はこんなにビクビクするんだろう。全身甘く痺れていく。性急にされる事がないから? 沢山、求められているから?
本当はウェインが襲ってやろうと思っていた。頑張ってるから、気持ちよくしてあげたいと。彼に乗っかって、主導権を握ってみたいとも思ったのに。
「あっ、だめ……く、るぅ! あぁぁ、イッちゃう! アシュレー!」
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