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【住宅街】
(扉を開閉音)
「ハァ…ハァ…でも、さっきのは何だろう?
確か…僕に何か伝えたかったのかな?」
僕は少し戸惑った。
(着信音)
「あっ、また鳴った。
もしもし、君はどうして僕に
「助けて…。」って言ったの?」
僕は女性に質問をした。
そして女性はこう言った。
「…私…誰かに狙われているの。
きっと私は…もう殺されて、
死んじゃうのかな?」
女性は悲しい声で言った。
そして僕は優しい声でこう言った。
「大丈夫だよ。君は1人じゃない、
君の周りには仲間がいる。
もちろん僕も君と同じ1人なんだ。
だから安心して。」
「…ありがとう、
何だか少し元気が出てきたよ。」
「ついでにもうひとつ聞いてもいい?」
「うん。」
「君はどうして僕に助けを求めたの?」
「私には仲間がいなくて、
いつもひとりぼっちになっていたんだ。
でも…周りの人は殺害されて、
今はもういないんだ。」
「そうだったんだ…でも寂しかったでしょ?」
「…うん。」
「だったら僕と友達になろうよ!」
「…友達?」
「うん、そうすれば君は寂しくないよ。」
「ありがとう!」
そして僕は女性と友達になった。
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