数学の点数が悪かったワケ

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数学の点数が悪かったワケ

全国統一模擬試験。 校外模試だから、いろんな人が受験に来たわけ。 この日は僕のとなりの席の人は めっちゃ可愛い女子。 試験開始。 数学の試験。 ああ!きになる。きになりすぎるだろ。そのかわいさ、反則だろ。 存在が反則だろ。 いかん、集中しろ自分、と問題に目をやると 次のベクトル方程式を解け、って、全然わからない。 その時、となりのかわいい女の子、 「ふふっ。」て。 わ、笑ってる?! え?何が面白いワケ? 一問目、笑うポイントあるか? 余裕ってこと? まって、めっちゃ美人なうえに天才ですか。 最強ですか。 しばらく考えても一問目は解けない僕は二問目へ。 すると今度はとなりの美人さん、 「あ、そっか。」 ってはっきり言ったし! わかったの? どの問題が?! え、なんか焦る。焦るし。 てか、試験中に声出しちゃだめ。 かわいいけど。 ああ・・・ 「試験時間、のこり5分です。」 しまった!全然解き終わっていない・・・ 集中できず。
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