≪硝子細工の万華鏡≫

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[桑島秋人(くわじまあきと)] モデルは特にいないのですが、兄弟児として生まれてきた人をイメージして書きました。 ゆかりとは3歳離れている。 趣味は昆虫採集とか新聞などを読むのが好きだったため、友達とは合わずに孤立をしていた過去を持っている。 親からは「ゆかりを頼んだ」と言われていたため、ゆかりをずっと守ってきた。 秋人自身もサヴァン症候群があり、一度見たレシピや地図などを丸暗記することが出来る。 本人には自覚がないが、古式裕二(こしきゆうじ)はすぐに見抜き、あえて厳しく接してきた。 人と関わったりするのが大の苦手で頭のイイ高校に進学したものの行けなくなり中退し、たまたま調理を募集していたレストランで働くこととなった。 年齢は23歳。 古式のことを誰よりも慕っていて、尊敬している。 初体験は14歳で、ゆかり。 女性の身体の仕組みを知りたいと思い、ゆかりを全裸にして身体を触っていくうちにそういう関係になり、それが両親にバレてゆかりともども家を出て行った。 それを古式に話したら「それは絶対に誰にも言ったら、ダメだ」と念押しをされて以降、誰にも言うことはなかった。 ゆかり一筋だったが陽菜乃が現れてからは、陽菜乃のことに興味が出ていたものの古式から「優しく扱え」と言われてきたため、忠実に守っていた。 朝比奈結奈(あさひなゆいな)のことは最初から嫌いで、いつも耳を塞ぎながら話を聞いていた。 その理由は、超音波みたいに耳が痛くなるという理由だった。 車の免許も一度勉強しただけで筆記テストを合格し、車の運転も古式の車の運転をして車のしくみを覚えたため一発で合格した。 普段はメガネをしていて、仕事のときだけコンタクトレンズをしている。 その理由は、陽菜乃にカッコイイ所を見せたかったため。 あれから陽菜乃と結婚し、コック長になってメニュー開発担当部長に若くして昇任した。
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