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と足早に立ち去ろうとした。
「もったいないなーーー。すぐ君の悩みを解消できて、好きな男の子に振り向いてもらえるのにな―――。」
その話を聞いて私は立ちどまった。
「ど、、どういうこと、、ですか、、?」
その男は、ニヤッと笑い私に歩み寄ってきた。
「いやね、、。今キャンペーン中で脂肪を溶かすサプリメントのモデルを探してるんですよーー。君にピッタリなんでどうかなーーーって。
料金はかからないけど、アンケートを定期的に答えてもらうだけ!簡単でしょ!!まーとりあえず3日分のお試しがあるから試してみて!よかったら3日後にまたここで会おう。嫌なら断ってくれてもいいから。試しに3日だけ試してみて。」
と言って、私にサプリメントの瓶を持たせて立ち去って行った。
『だれがこんな怪しいも飲むのよ!!頭おかしいんじゃないの』
そんなことをおもいつつ、あの男がいった、「好きな男に振り向いてもらえるのに」といった言葉が頭の中でやまびこのように連呼する。
一日だけ試してみてもいいか、、、怪しければすぐに吐き出せばいいのだから、、。家の浴室で鏡に映った私をみておもった。
夜、あの男が手渡したサプリメントを飲んで寝た。
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