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"牛の首"という怪談をご存知だろうか。
かの小松左京も小説の題材として取り上げたものだが、その話の内容自体については現在でも判然としない。
そもそもこの怪談を聞いた者はそのあまり恐怖のため、ことごとく命を落としてしまうと云われ、それ故に話の実態を知る者は少ないとされる。
いくつかの仮説めいたエピソードがネット上などで散見されるが、確証はない。
だからこの話についてもそういった仮説の一つとしてお読み頂きたい。
また、この話を読んだ事によっていかなる現象が読者に訪れたとしても筆者は責任を持てない。
なにがしかの障を厭うならばここで引き返して頂きたい。
それでは始めよう。
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