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「そうなんですけどね~。でも、王都のギルドから派遣してもらっている職員さんがいなかったら、私だけじゃ右も左もわからないから。あ! コウガさんはもう領主様なのに、こんな所で立ち話もないですよね!? すみません!」
「そんなの気にしないで今まで通り接してくれよ。これからもオレの担当なんだろ?」
オレがそう言うと、カリンはパーッと花が咲くような笑顔を見せて、
「はいっ!! これからもよろしくお願いします!!」
そう言って、深く深くお辞儀をするのだった。
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