第一章 出たな王道もじゃもじゃメガネ

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第一章 出たな王道もじゃもじゃメガネ

[田中!] [う~ん、、、] [おい!田中起きろ!!] [ふぁ?] [もう8時だぞ!!] [あと5分おなしゃ~、、、] [田中ぁ、、、起きないと、、、 キスするぞ? ガバッ!!!!!!! [おっ、起きたな] [八杉ぃ、、、起きたなじゃねぇんだよ!!朝っぱらからなにキモい発言してくれてんだよ!鳥肌立ちすぎて鶏になるわボケ!!!] [そんなことよりもう8時だぞ早く準備しろよ] [てめぇ話そらすんじゃ、、、、、やっべ遅刻する!!!] [朝から急がしいやつだなぁ] 八杉の爆弾発言のあとマジで時間がなかったので急いで支度して部屋を出た。登校時間はたしか 8時30分までだったはず、、、。八杉と急ぎ足で向かった。 キーンコーンカーンコーン ガラッ!!!!!!!! 教室のドアを勢いよく開けたと同時にチャイムが鳴り始めた。な、なんとか間に合ったぜぇ~(^o^;) [お前らギリギリだぞー、早く席つけ。] とホスト担任が俺達をみて呆れた顔で見ていた。 これがめちゃくちゃ厳しい担任だったらたぶん俺らは遅刻扱いだっただろう、そこは感謝しときたい。 言われた通り俺達は席につきHRが始まった。 [今日は転校生を紹介する] と言ったと同時にクラスメート達がどよめきだした。 [ほら入ってきていいぞ] その合図とともにドア開かれ転校生の姿が現れた。 姿が見えたと同時にクラスの全体が固まった気がする。何故ならそこにいたのは、、、 [俺の名前は桜木 可憐(さくらぎ かれん)だ、皆よろしくな!!!!] と、元気な挨拶をするもじゃもじゃ頭にメガネをした男子が立っていたからである。
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