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ガキ大将
挨拶が終わった後
[うわぁオタクじゃん、、、]
[キモ、、、]
[なんだよオタクかよ、、、]
[もじゃもじゃむりぃ、、]
[王道キタコレワッショイd=(^o^)=b]
時々王道がどうたらこうたら言っていたやつがいたが、大半(おもにチワワ)がもじゃもじゃのことを生理的に嫌っている状態だった。
[桜木の席は、田中の隣の席だ。田中手上げろー]
ちっ、と心の中で盛大に舌打ちしてしまった。あぁめんどい、、、。しょうがないので手を上げて居場所を伝えることにした。ちなみに俺の席は窓側の一番後ろの机だ。もじゃもじゃはすたすたと歩いていき俺の隣に座った。、、、と同時に
[なあ!お前なんて名前なんだ?俺の名前は桜木だ!友達になろうぜ!!]
[え?ちょっと待、、、]
[どうしたんだよ?確か田中だったよな!下の名前はなんて言うんだ?なあ!なあ!]
(う、、うぜぇー、、、、、)
[た、、田中 悠里(たなか ゆうり)だけど、、、]
[悠里って呼ばせてもらうぜ!!俺のことは可憐って読んでいいからな!!俺達もう友達だぜ!!!]
[いやあの、俺達まだそんな仲じゃ、、]
[あっ!さては照れてるんだな悠里!!遠慮すんなって!!]
(おいっ!人の話聞けや!!俺はダチになるなんて一言も言ってねーぞ!!!)
[お前ら話すんならHR終わってからにしろよー、あと委員長は桜木に学校の案内してやってくれ]
モブ[先生ー、今日委員長体調不良で欠席してまーす]
[あ~そうだったな。じゃあ誰か変わりに案内できそうなやつはぁ、、、、、、、、、よしっ!田中、お前が学校案内してやれ]
(おい!!このくされホスト!!俺が明らかに嫌がってるの見てたじゃねぇかよ!!!)
[田中が案内してくれるのか!!!よろしくな!!]
(全然よろしくないです、、、)
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